八幡「本物語」
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41: ◆xGxUpvkF.6[saga]
2016/08/04(木) 02:02:01.84 ID:c72w4K4h0


【病室】

雪乃「はぁ…これからどうする気? とりあえず由比ヶ浜さんは猫の怪異でしょうね。1つずつ民話を辿っていくしかないのかしら」

八幡「おい、お前は安静に寝てろ。もう関わらなくていい」

雪乃「……は? 嫌よ」

八幡「勝手に暴走するなと言っただろ。その結果がこのザマだ。十分教訓は得たろ。多分警察でも歯がたたない相手だ」

雪乃「……」

八幡「ヒーローごっこはお終いだ。俺も由比ヶ浜や一色を治したらもうこれ以上関わらない」

雪乃「それで終わりならいいのだけれども」

八幡「……くだらない理想を追っかけるのはもうやめろ」

雪乃「……どういう意味?」

八幡「呪いだなんて、さぞ甘美な響きだったろう?」

八幡「本当にそんな超常現象があるのなら、叶いそうにない理想の逃げ場所として相応しく思える」

雪乃「………」

八幡「何があったのかは知らないがお前は自分を押し殺し、誰かの望むままに生きている。それも嫌々とだ」

八幡「そんな嫌悪すべき状況を打開する奇跡が現れたら無視できないはずだ」

雪乃「…何か勝手な妄想をしているようだけど、あなたに私の何が分かるのかしら?」

八幡「お前は自分のこととなると何も語らないからな。エヴァQくらいわけ分かんねーよ。だが、こちとら人間観察が得意なんでな」

八幡「本物は知らないが偽物ならいくらだって知っている。偽物蒐集家と言えるくらいにな」

雪乃「……」




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