117:名無しNIPPER[saga]
2016/08/05(金) 18:35:24.01 ID:0/G1P+FM0
男 「そう、生き物は生きていこうとする限り利己的な行動をせざるを得ない。結局は自分が一番なんだ。だから……」
男 「だから、俺が大勢の虐げられてる人やエルフのことなんて放っといて自分の幸せって奴だけ考えてもいいんだよ」
エルフ「…………」
男 「それは俺が生きている限り、生きようとする限り当然のことなんだ。生き物としての俺の本当の思いなんだ」
男 「でも、それが俺の全てじゃない。生き物の全てじゃない」
弓使い「は……?」
男 「生き物として俺はそうなんだ。でも、人として、まだ大勢いる俺たちと同じ境遇の人やエルフを助けたいって考えてる俺も本物なんだ」
男 「自分のためだけに生きたいって気持ちも本物で、奴隷に身を落とさせられた人たちを助けたいって気持ちも本物」
男 「どっちかだけが本物じゃない。どっちも本当の俺なんだ。そういうことなんだ」
男 「だから、君らの言うスウィルニフってのは生き物としての自分、つまり本能を知性で押さえつけて想いを通す人で」
男 「ディアンニフてのは本能に知性を沿わせて好き放題やるような奴のことなんだよ。きっと」
弓使い「では、貴方はスウィルニフだと?」
男 「いんや、虐げられてる奴らを助けたいってのもホントだし、積もりに積もった恨みを虐げる側に八つ当たりしたいってのもホントだし」
弓使い「自分の為に虐げる者を倒し、他者の為にも虐げるものを倒したい、ということでしょうか?」
男 「そゆこと」
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