170:名無しNIPPER[saga]
2016/08/05(金) 21:35:39.01 ID:0/G1P+FM0
弓使い「……他の土地でも同じようなことが起きていると?」
男 「いや、今現在はどうなっているかはわからんが、いずれはそうなるだろうな」
エルフ「全ての森に人間にとって有用な何かが埋まっているのですか?」
男 「埋まってなくてもいいさ。木がだって立派な資源だ。それに森を切り拓けば人間の住める土地が増えるしな」
男 「人間の数はずっと増え続けている。これから先、より多くの生きていく場所を手に入れるために森はどんどん減らされる」
男 「土地さえあれば畑ができる。畑ができれば食い物が作れる。切った木だっていろいろと使えるしな。燃料、建築、小物……」
エルフ「森を…… 人間は自然を守ろうとは考えないんですか?」
男 「多分考えない、な。何しろ森はたくさんある。数が激減してからようやっと保護を考えるんじゃないか?今までの歴史からして」
男 「ま、君らも知ってると思うだろうが人間なんてそんなもんだ。使えるものは何でも使う、豊かな生活のために資源の消費を惜しまない」
エルフ「……人間さんの国も、そうなんですか?」
男 「ああ、いつぞや話した紡績機とかだって木が原料らしいし」
エルフ「それも止められないんですか?」
男 「俺からおっさんに言えば…… いや、止めさせるには根拠が足りないか」
エルフ「根拠?」
男 「そ、一時的に止めさせることは出来ても止めさせ続ける理由がない」
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