171:名無しNIPPER[saga]
2016/08/05(金) 21:38:45.08 ID:0/G1P+FM0
男 「政権奪取も上手くいって世情も安定してきたとはいえ、うちの国はまだまだ国力が足りない」
男 「こう言っちゃなんだが、貴族様が支配していた時は俺たち奴隷のエサなんて少しで十分だと耕作面積は小さくても貴族共の食い扶持は賄えた」
男 「でも、現状は国民の食べる量が増えたせいで食料供給が追い付いてないんだ。貴族から溜め込んでた食料でなんとか食いつないでる」
男 「だから耕地面積の拡大は必須だ。その為には土地がいる、開墾するための農具がいる。となれば……」
エルフ「森を切り拓くしかない、と?」
男 「ああ、折角貴族様の支配から逃れたってのに食糧不足で飢え死になんざ溜まったもんじゃない」
男 「それに総飢え死にの前に弱ったところを他国に攻められてまた奴隷に、それ以下にされちまうかもしれん」
エルフ「…………」
男 「あんなのは二度とごめんだね」
弓使い「貴方も、奴隷だったんですよね……?」
男 「ああ、小さい頃は慰み者、大きくなってからは鉱奴だったよ。昔エルフの世話になったっていうのも奴隷のときだった」
男 「あの人、いや、あのエルフに読み書きとか色々教えてもらったおかげでちっとは学も身に着いた……」
男 (――――エルフに教えてもらった?)
弓使い「……どうされました?」
男 「エルフに教えてもらった…… 確か牧場の主も牧草のこととかを奴隷にされてたエルフから教わったんだよな?」
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