202:名無しNIPPER[saga]
2016/08/05(金) 22:26:19.18 ID:0/G1P+FM0
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老 犬「ヘッヘッヘッヘ・・・・」
国 王「……ふぅむ、なかなか難しい話だな」
男 「おっさんはエルフとの同盟が嫌なわけじゃないんだな?」
国 王「嫌なものかよ。森の賢者とまで謳われたエルフ族の知識や知恵の恩恵を受けられるというのは魅力的だ。共存共栄ができるというなら大いに大歓迎さ」
国 王「ただ、俺の意向で全てが決まるわけじゃない。少数だが、かつての貴族のような暮らしすることを望んでる者たちだっている」
国 王「そういう連中がエルフに危害を加えないとも限らない。その可能性を否定できない限り、エルフ側としては同盟を受け入れられないだろう」
国 王「それに森の保護というが、正直なところエルフの英知を授かったところですぐさま国が豊かになるわけじゃないだろう?」
国 王「やはり今の内はある程度は森林の開発も進めなくちゃならん。ただでさえ食糧難に陥る間際だというのにエルフの分も養うとなるとな」
国 王「いずれ食糧事情が安定すれば森林保護、それだけでなく植樹による森林面積の拡大にも手を出せるだろうが、そこまでエルフが辛抱してくれるかどうか」
国 王「他にも課題は山積みだ。さて、こういう状況であるが果たしてエルフは同盟を結んでくれるだろうか?どうかな、お嬢さんたち」
弓使い「……お聞きしてもよろしいでしょうか?」
国 王「何でしょう?」
弓使い「同盟下において、人間がエルフに危害を加えたり、一方的に利用するようなことはしない…… という明確な保証はできますか?」
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