92:名無しNIPPER[saga]
2016/08/05(金) 03:50:02.28 ID:0/G1P+FM0
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父 親「――――この土地は放牧に適しておりましてな。それを教えてくれたのも彼でした。感謝してもしきれません」
エルフ「彼も貴方に感謝していました。暗い闇の中しか知らなかった自分を光のあるところへ連れ出してくれたと。その恩に報いたかったとも」
父 親「そうでしたか…… 革命の後、助け出された大勢のエルフの護衛として共に帰っていったきりどうしているのかと思っていましたが、いや、よかった」
母 親「さぁ、どうぞ遠慮なくお食べになって」
男 「ああっと、すいません奥様、エルフは獣の肉は食べないそうなんです」
母 親「ええ?彼は食べていたけど……?」
弓使い「……きっと、言い出せなかったんだと思います。貴方方のやさしい微笑を見ていたら断ることが出来なかったんだと」
父 親「なんと…… 知らなかったとはいえ、私たちは何ということを」
母 親「ああ、何とお詫びをすればいいのか……」
エルフ「そんな、彼は貴方方にはとても感謝していました。気を病んでいただかなくても結構です」
少 年「……よーするに、俺が肉食ってもいいんだよな?」
弓使い「そうですね。はい、どうぞ」
母 親「アンタって子はほんとにもう……」
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