14:名無しNIPPER[saga sage]
2016/08/08(月) 22:53:21.66 ID:OYeM6Hq10
龍人「おーい桧山、手伝ってやるよ」
愛「龍人ー! お願いお願い!」
桧山の足首を掴み、校門に乗る高さまで押してやる。
華奢な体躯は軽々と上がり、そこそこ立派な門の頂に乗った。
愛「いえいっ。ありがと龍人!」
龍人「おうよ。あっ」
静流「!」
そのまま向こう側に着地する桧山……しまった!
静流も気付いたようだ。
静流「愛ちゃん。その門、鍵開けられる?」
愛「えー? 南京錠ついてるけど?」
龍人「やっぱりか……」
常無高校の敷地は広くないとはいえどもキチンと石畳やフェンスに囲まれていて、登るとしても一番この門が簡単な場所のはず。
それでも苦しかった桧山の事を考えると、俺は……。
龍人「静流。行くわ俺」
静流「……わたしは?」
龍人「傘持っては危ねえし、留守番頼んでもいいだろ?」
静流「別にひとりで登れなくはないんだけど」
愛「えー? なになにどうしたの」
龍人「バカ。今殴りに行ってやるからそこで待ってろ」
静流「ま、いいか。愛ちゃんよろしくね」
愛「あれ、龍人来るのにしずちゃん帰っちゃうの?」
龍人「しょうがねえよ。あと、俺いねえとお前。帰り登れねえだろ?」
愛「あっ。え、えへへ……」
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