29:名無しNIPPER[saga]
2016/08/11(木) 18:43:25.31 ID:Zy8j8MECO
愛「あ、あたしが口付けたって、知ってた、よね……?」
龍人「ああ」
愛「そっ、それはダメな方のイタズラでしょ! まったく、もー」
龍人「……」
愛「う……」
龍人「……」
愛「そ、その顔、やめて? 笑うとかふざけるとかさー、ね? なに考えてるか分かんないよ、ねえたつとっ」
愛「ねえ、たつと……」
愛「ヤケクソになっちゃダメだよ……」
龍人「!!」
身体が硬直した。
愛「怖いのは分かる。辛いのも分かる。分かってないように見えるあたしかもしれないけど、そういう嫌な気持ち……あたしだってあるもん」
見抜かれた。
俺の気の迷いが、目的を見失った男女の欲が、何から来ているのかを。
愛「あたしも、ホントはボロボロなんだよ。分からないだろうし、そう見えるようにやってきたけど。ずっと龍人に助けられてきたんだよ」
愛「直球言うけど……龍人は、溺れるつもり?」
振り回されているように見えた桧山が、今度は俺に詰め寄ってくる。
思わずたじろぐが、それ以上に俺に踏み入ってくる。
彼女はにじり寄り、そして俺の肩に触れた。
愛「あたし、ダメだもん……」
愛「ねえ、おねがいだよ……」
よく、分からない。互いに頭が浮ついていて、話の内容も自分の気持ちも……よく。
何を、願われたのか。
俺は、どうするのか。
(非常に、重要な選択だ。)
>>+2
1.桧山に溺れる。
2.溺れては、いない。
3.謝る。
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