33:名無しNIPPER[saga]
2016/08/11(木) 21:48:05.29 ID:Zy8j8MECO
愛「ん、んう……!」
抵抗はするけど、離れはしない。
俺もそうだ。初めて「体の為」に抱き締めた桧山の感触に戸惑いこそあれど、離しはしない。
龍人「大丈夫だ」
愛「……! ん」
何がだろう。
俺には分からない。
龍人「大丈夫だ……桧山」
愛「たつと……」
大丈夫だ、もう大丈夫。
このまんまで、全部大丈夫だ。
愛「龍人は、大丈夫なの……?」
いつの間にか胸から抜けていた桧山が、問う。
俺はと言えば、
普段の彼女からは想像も付かない猫撫で声や
ふるふると揺れるまつ毛が分かる程の距離や
両腕の加減ひとつで意のままに感じられる柔肌と温もり
そんな、彼女には非情な事で頭がいっぱいだった。
龍人「おう、大丈夫だよ。」
愛「ああ……」
諦めたような声音のあと、桧山が抱き返してくる感触を味わった。
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