52:おk[saga]
2016/08/17(水) 18:14:16.37 ID:VXqaIlHuO
ミィーンミンミンミン……
龍人「ぐぅ……」
流石に日差しが辛すぎる。
エアコンの効いた家は諦め、次善の策として気温の低い海岸へ向かうことにした。
……………………
ザァ……
今日の波は穏やかだ。
誰が空けたのかも覚えていない家屋の陰で、涼を取る。
コンクリートは熱いが、腰は下ろしたい。
「やっほ、お兄さん。涼みに来たの?」
静流とも桧山とも違う、友人の声がした。
汗が引くどころか増えかねない、ぞわっとした悪寒を伴って。
龍人「……ああ。久しぶりだな、白鳥」
振り向くと、そこには生気のない色白の少女がいた。
肩にツイてる。
「びっくりした?」
龍人「慣れたわ」
「手で払わないでよ。汚くないよ」
その少女は、白鳥由紀(しらとりゆき)と言う。
この辺に漂う地縛霊だそうだ。
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