よしまるのふたなりss読みたいのに見つからないから自分で書く
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26: ◆/7o.jtmv2Y[sage]
2016/08/31(水) 02:15:27.50 ID:jlnzj4V90
幼稚園の頃は、違う小学校に行くこと、違う場所で過ごすこと、同じ場所で同じ時間を過ごさなくなるということがどういうことか分からなくて、こんな風に泣いたりはしなかった。

でも、小学校に上がって少しして、ふと花丸のことを思い出すことが何度かあった。

小学校には幼稚園よりいっぱい人がいて、自分より頭の良い子、自分より運動のできる子、自分より歌の上手な子、自分より面白い子、自分より可愛い子がたくさん居て、特別だと思ってた自分が、全然特別なんかじゃないって思い知らされて……それで落ち込んだときに、花丸のことを思い出すことは少なくなかった。

だって、私が、自分を天使だと信じきってた幼い私がそれを打ち明けたのは、花丸だけだったから。

唯一、花丸だけが私の秘密を知っていたから。

私が天使だって信じてくれた彼女の存在が、私が特別だったという、確かな証拠だったから。

花丸が私にとって一番特別だったから。

(花丸ちゃんが同じ学校だったら、一緒だったら……)

それで突然、私が特別になる訳じゃないのは何となく分かっていたけど、彼女が居たら……と夢想して、そして、次の日いつものように学校に行って、彼女がそばにいないことを、やっぱり自分は特別じゃないんだと、まざまざと感じて、泣いたこともあった。


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