武内P「もう我慢できな一い!」
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125: ◆H.Fr5Z660Y[saga]
2016/10/29(土) 06:18:59.87 ID:5UuPrlDp0
【R18】川島瑞樹「プロデューサー君と一緒に飲んで」

P「着きましたよ、瑞樹さん」

川島瑞樹「あら、もう着いちゃったのね」

瑞樹さんの住むマンションの前、パタンと静かにドアが閉まったタクシーのテールランプを見送ると夜の冷えた空気が全身を撫でる。ついこの前まで暑かったのにな…と、季節の変化を改めて肌で感じて、チープな感傷にひたりながら手に持ったコートを羽織った。

瑞樹「ねえ、プロデューサー君。肩貸して〜」

P「もう、瑞樹さん。飲みすぎですからね」

瑞樹「はぁ〜……。なんだか、すごく気持ちいいわ〜」

俺の腕のグイっと引っ張り込むと、寄り掛かるように体を寄せる瑞樹さん。

信頼されてるのか、男としてみられてないのか、今は好意的に捉えておこう。

P「それにしても夜はもう冷えますね」

瑞樹「そうね、だからこうしていると温かいわ…」

マンションのエントランスでオートロックを解除して部屋へと向かうエレベーター。夜の静寂の中で駆動音と二人の声が響く。

P「楓さんや、美優さんと飲みに行った時にもそんなに飲むんですか?」

瑞樹「そんなわけないじゃない。楓ちゃんはザルだし、美優ちゃんは楓ちゃんに注がれると断れないから、いつも私が介抱してるの」

P「そうだったんですね」

瑞樹「それに今日は君と一緒でゆっくりと飲めたし、楽しかったんだもの…飲み過ぎたって仕方ないじゃない」

スーッとエレベーターの扉が開き、流れ込んでくる冷気に体を再び震えあがる。

瑞樹「わざわざ、送ってくれて悪いわね」

P「酔った瑞樹さんを一人で帰らせられませんから」

「ふふ」っとこぼれ落ちる笑みは、お酒のせいか、寒さのせいか、頬をうっすらと朱に染めて、まるで少女のようだった。

部屋の前で鍵を二ヶ所開けてナンバーロックを解除すると、扉を開けた瑞樹さんが玄関へと入っていく。

瑞樹「ねえ、まだ終電まで時間あるんでしょ。良ければ上がっていかない?」

P「そう…ですね。まだ大丈夫です」

瑞樹「どうぞ、上がって」

P「お邪魔します」

何カ月ぶりだろう、前にも一度同じような感じで上がったことがある瑞樹さんの家。前回と同じく家具などの調度品は少なく機能的でシンプルというか、色合いも含めて上品と例えるべき落ち着いた感じだ。

瑞樹「お水でいいかしら?」

P「ええ」

リビングのカウチソファに腰掛けるとガラスでできたテーブルの上に置かれるシャンパングラス。どれを見てもセンスがあって品がいい。

瑞樹「雰囲気に酔いたいの」

そう呟きながら注がれる炭酸水はシュワシュワとグラスの中で弾けて踊る。


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