武内P「もう我慢できな一い!」
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184: ◆H.Fr5Z660Y[sage saga]
2017/02/22(水) 05:29:16.09 ID:dvdlCqnH0
【モバマス】北条加蓮「眠り姫のキス」

ガチャ

P「戻りました」

加蓮「スー…、スー……」

俺が事務所に戻りドアを開けると穏やかな寝息を立ててソファーで横になる少女がいる。

P「加蓮は寝てるのか…、ちひろさんは居ないみたいだな…」

そう呟いて、まずは自分のデスクのPCに電撃を入れ、起動するまでの間にコーヒーを淹れに向かった。

電気ケトルのスイッチをオンにして無造作にハンガーに背広を掛けると、手持ち無沙汰な僅かな時間をソファーで横になる加蓮の隣に腰掛けてその寝顔を覗き込む。

P「いつも無理させてるからな、そりゃ疲れも溜まるか…。お疲れ様」

可愛らしい寝顔にはらりと前髪が掛かっている。
その細い髪を彼女の額に手を当てそっと払いながらそのまま撫でるように梳いてゆく。

それにしてもサラサラで綺麗な髪だ…

P「ふふっ…まるで眠り姫だな。ホント、綺麗だよ加蓮は…。 こうしてるとなんだかいけない気持ちになりそうだ」

自分の中に湧き上がる邪な気持ちを危険に感じ、最後にポンポンと優しく頭を撫でると名残惜しくも立ち上がる。

P「こんな子供みたいな扱いしたら、加蓮が起きてたら絶対にウザがられてたな」

俺は気持ちを切り替えようとコーヒーを淹れた後、いつも通りPCに向かい仕事の整理に取り掛かっていった。

加蓮「っ…、ふぁ〜ぁ…、あれ、私…寝てた?」

黙々と作業をこなしながらコーヒーが空になる頃にやっとお姫様は目を覚ます。

体を起こした加蓮はまだ眠気に引きずられているのか、少しポーッとした様子で俺を見つめてきた。

P「少し…寝てたみたいだな」

加蓮「おはよ、プロデューサー」

P「おはよう、加蓮」

加蓮「ふふっ…」

P「どうしかしたのか?」

加蓮「なんか分からないけど、分からないくらい嬉しくてさ」

P「なんだそりゃ?」

寝起きでよく分からないテンションなのか加蓮の気分は良さそうだ。

疲れてるところに僅かな時間でも休めたのが大きいのだろう。

加蓮は元々体力には難があるから、休める時に休んでおいて損はない。

加蓮「うん、なんだろうね」

そうやって嬉しそうに微笑む加蓮を見て俺も自然と笑みがこぼれてくる。

寝てる時も可愛らしかったが、普段の愛想が良いというタイプじゃない加蓮が、笑顔を咲かせてくれているのを見れたのは嬉しい。

例え些細な事で有ろうともこっちまで安心できる。


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