187: ◆H.Fr5Z660Y[sage saga]
2017/02/22(水) 05:32:51.71 ID:dvdlCqnH0
加蓮「プロデューサーから、キス…してほしいな♪」
P「ダメ!絶対ダメ」
加蓮「えー、プロデューサーのケチっ」
P「そんなこと言っても無理なものは無理だ」
加蓮「まぁ、いっか…。それよりプロデューサー、顔…さっきから真っ赤だよ♪」
ミラーで確認すると茹でダコのようになった自分が見える。
加蓮「照れない、照れない。今日はプロデューサーが私を一人の女性として意識してくれてるって分かったし…それで充分かな…かなり脈ありっぽいし。プロデューサーにも私の気持ち伝わったでしょ」
P「…」
加蓮「ふふっ、黙っちゃって可愛い。でも…本当はね、眠り姫は王子様のキスで目が覚めるんだよ」
加蓮に本心がバレてしまい完全に手綱を握られてしまっている状態でまともな言葉が出て来ない。
加蓮「まあ、あんまり困らせるのも可哀想だから、そろそろ帰ろうかな」
そう言って助手席のドアを開けて降りた加蓮はこちらにスマホを向けてくる。
加蓮「ねえねえ、プロデューサー。後で皆んなに話そうと思ってさっきね、一応録音してたんだけど…」
『ふふっ…まるで眠り姫だな。ホント、綺麗だよ加蓮は…。 こうしてるとなんだかいけない気持ちになりそうだ』
P「なっ…」
加蓮「もっといい記念になったよ♪じゃあ、また明日ね。プロデューサー」
バタンと車のドアを閉め玄関の前まで行くと、最後にこちらに手をヒラヒラ振って家の中へと消えてゆく。
スマホから再生されたセリフに暫く頭を抱えるようにうなだれていると携帯が突然震えだす。
Message1件
加蓮 >今度はプロデューサーからね!チュッ♡
それを見て思わず深いため息を吐く。
P「あーぁ、明日からどうしようかな…」
これからの加蓮との関係に大きな不安の種を抱えたまま、そのことを考えるのを放棄した俺はアクセルを踏んで事務所への帰路に着いた。
だが、この日を境に二人の関係は変わってしまう。
次第に大胆になる加蓮のアプローチと、それを止められなかった俺。
この続きはまた別の機会に。
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