66: ◆H.Fr5Z660Y[saga]
2016/09/16(金) 05:41:27.15 ID:EU02hZNE0
作業が一段落したところでパソコンに打ち込む手を休めると、イスの背にもたれ掛かるようにグッーっと後ろへ倒れ込む。
武内P「ふう……」
天井を見上げるように上を向き目頭を指先でつまむと、圧迫される感触が疲れ目に心地好い刺激を与えてくれる。
少し楽になったところで次の書類作成に移るべく、千川さんに依頼しておいた資料を貰うために自室を出た。
ガチャ、バタン
武内P「千川さん、依頼していた資料のほうは如何でしょうか?」
ちひろ「あっ、はい。もう出来てますよ…どうぞ」
武内P「助かります」
ちひろ「プロデューサーさん、少し顔色が悪いですよ。お茶を淹れてきますから休憩にしませんか?」
武内P「そうでしょうか…」
ちひろ「はい、だから少し休んで下さい」
武内P「では、千川さんのお言葉に甘えて少し休ませて頂きます」
ちひろ「ずっと座りっぱなしでしたら、体を伸ばしたほうがいいかもしれませんよ。…じゃあ、準備してきますね」
武内P「はい…」
席を立つと背伸びをしたり、腰や首を回したりと、体を軽く動かしてコリをほぐしてゆく。暫くして大きく息を吐いて事務所のソファーに腰掛けると瞼を閉じてゆったりとした空気に身を委ねていた。
ちひろ「プロデューサーさん、お待たせしました」
武内P「わざわざ、申し訳ありません」
ちひろ「いえ…わたしも少し甘いものが欲しかったので、一緒にお茶請けもどうぞ」
武内P「ありがとうございます、頂きます」
ちひろ「どうぞ召し上がれ…」
武内P「お茶請けですが優しい味わいがします。これはいったい…」
ちひろ「すあまですよ。もっちりとした食感とほんのりとした甘さがお茶に合うんです。プロデューサーさんは初めてですか?」
武内P「はい、とてもいいと思います」
ちひろ「喜んで頂けて良かったです。ところで…プロデューサーさんは、先ほどまでどんな書類を作られてたんですか?」
武内P「はい…、ニュージェネレーションズの次回のイベント用企画書です」
ちひろ「ニュージェネですか…。今…人気も上がってきて売り出すチャンスですもんね」
武内P「ええ…。三人とも頑張ってくれていますので…」
226Res/251.47 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
書[5]
板[3] 1-[1] l20