97:名無しNIPPER[saga]
2016/09/02(金) 22:25:45.53 ID:uB8eKRTz0
幼「……どうするつもりなのかしらね、姉は」
妹「わかんない。 でも……お姉ちゃんだけに背負い込ませるつもりはないよ」
幼「……ふふ。 どうして、アンタたちは姉妹なのかしら」
妹「え?」
幼「アンタたちが姉妹じゃなかったら、こんなに思い悩む必要なんてなかったわ」
妹「……そうかもね。 でもきっと、姉妹だからお姉ちゃんを好きになったんだよ」
幼「ああ、はいはい。 アンタの気持ちはよくわかったわ。 ……そういえば、こないだあなたが吹奏楽部の部長と歩いてるところを見かけたけど?」
妹「部長と? ……ああ、あれはね、合宿のときに使う雑貨の買い出しに行ってたんだよ」
幼「なるほどね。 あの時、姉が勘違いして大変だったのよ」
妹「お、お姉ちゃんも見てたんだ……」
幼「……本当に、姉はあなたのことが好きみたいね」
妹「……ごめんなさい」
幼「謝るのは私にじゃないでしょ?」
妹「ううん……幼お姉ちゃんにも謝らないと。 辛いのは、わたしたちだけじゃないもん。 わたしたちに忠告するのだって、きっと辛かったんでしょ?」
幼「……そうしなきゃって思ったから、やっただけよ」
妹「ありがとう、幼お姉ちゃん。 幼お姉ちゃんのおかげで、わたしたちは正しい道に進めるから……」
語尾が震える。
自分で言って、気がついた。
お姉ちゃんを好きになることは、間違った道だったんだ……。
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