39: ◆2QfXBkV1Yr70[saga]
2016/12/26(月) 23:03:38.08 ID:QVD1NfM70
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全く、これじゃいつもの二倍大変ねぇ。
そう一人ごちながら、後始末を始める。足元にはクラーラ、椅子にはしばりつけられたノンナがそれぞれ気絶していた。
準備はクラーラが手伝ってくれたが、こうなるともうどうしようもない。せめて早くおわるのを祈るのみだ。
それぞれのお腹には『один』と『два』の焼き印が付けられていた。痛々しいその傷跡は、二人の宝物になるのだろうか。
それは今後のあたし次第ね、とまた呟きながら自然、ノンナの頭を撫でていた。ひどい恰好だが、愛らしいのに変わりはない。
カチューシャ「馬鹿ねぇ、あたしが捨てるはずないじゃない」
ノンナのお腹には『один』とあった。もちろん、ロシア語で1だ。
そもそも今日は少しお灸を据る程度だったのだ。しかし、相談を持ち掛けてきたクラーラがまさかあそこまでとは思わなかった。
このカチューシャ様を引かせるとはなかなかやるじゃないと思いながら、これぐらいしないとノンナには効かないかと思い直した。
ノンナがスパイだというのを教えたのもクラーラだし、自身もスパイであると言っていた。ただクラーラの場合ロシア側のノンナとは別の勢力のスパイだというのだからおかしな話だ。一体この高校には何人スパイがもぐりこんでいるのやら。
カチューシャ「……ま、全部あたしの犬にすれば済むことね。……なーんて」
そういいながら、あたしはまた後片付けを始めた。
ノンナもクラーラもいい顔で寝ているから起こすこともできないのは、少し優しすぎかしらね、なんて思いながら。
???「ノンナ副隊長もクラーラさんも情けねえべやな。あとで報告さ行くべ」
???「んだんだ、だども、だぶるすぱいっていうのも楽じゃねえべ」
???「なにいってんだ、三重すぱいだべ」
???「そいづもそうか」
???・???「「はっはっは!」」
To be continue…?
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