136: ◆GXVkKXrpNcpr[saga]
2016/09/23(金) 08:16:31.64 ID:K+q61Ei9o
日々は過ぎていく。
(どうやら、終わりのようね)
その日ほむらはいつものようにまどかの夢に入ろうとしてそれができないことに気付いた。
兆候はあった。
ここ二、三日エピソードを移動するたび、不安定な空間のゆがみを感じるようになってきた。昨夜などは途中でプツリと途切れて放り出されるように現実に戻された。
因果を刈りつくしたわけではないだろう。
たぶん、これまでは膨れ上がったまどかの素質によって異空間への移動が可能だった。因果が減じてそれができなくなったのだ。
予測はしていた。
(返してもらうわね)
まどかの手にある自分のソウルジェムを、指を解いてそっと取り上げた。
「おやすみなさい」
安らかな寝顔に小さな声であいさつをし、部屋を去る。
ワルプルギスの夜まであと三日。
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