169: ◆GXVkKXrpNcpr[saga]
2016/09/28(水) 08:38:31.68 ID:Q5Zg0UrZo
「直近までこのまま行く。合図をしたら飛び出して思う存分にやってきなさい。
危険はない、防御もまったく考えなくていい」
「任せといて!」
「今!」
「でええええええええい!!!!!」
ゼロ時間で魔女との距離を詰めたかと思うとほむらからさやかが発射された。杏子の目にはそう見えた。
さやかが水煙の渦を作りながら錐もみに高速回転して魔女に突っ込み、当たった瞬間その衝撃で魔女が全体の軸ごと少し後ろへずれた。
「うらあああっ!!!!」
それと同時に杏子も渾身の魔力を込めた槍を投擲した。
的に当たるまでの間に巨大化した武器が深々と本体に刺さった。それから槍自体が意思を持っているかのようにずくずくと潜り込んだかと思うと身震いしながら強引に貫通する。
(マミ、全力で攻撃して。また止める)
(全力ね、仰せの通りに。ちゃんとみんなそこから離れてよ。危ないから)
「ティロ・フィナーレ!」
目一杯の攻撃を放つ。魂ほぼ一個分の全身全霊弾。
ほむらは時間を止める。
さやかと杏子に接触してフリーズ状態から解放してやり、三人で一緒に出来る限りのスピードで本体から離れた。
着弾直後、凄まじい熱と光が発生する。
いくつもの魔法陣が開いてワルプルギスの夜を囲み、熱と衝撃を閉じ込める。轟々と腹に響く音が届いた。
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