175: ◆GXVkKXrpNcpr[saga]
2016/10/02(日) 00:36:58.42 ID:SEKQbk/so
マミの周りに三人が集まった。
「なんかあれ、結構ボロボロになってきたよね?!」
「そろそろ目処が立ってきたな」
マミのリボンに守られつつそれぞれソウルジェムを回復させていると
(今のはだいぶ効いたようだね)
皆にQBの声が届いた。
(それはそうと誰か来てくれないか。避難所に魔女結界ができた)
ほむらが飛び出そうとするのを抑えて「あたしが行くよ」と杏子が進み出た。
「おまえはここで早くアレを片付けてしまえ。もうひと踏ん張りで落ちるだろ!」
言い置いて飛び出し、すぐさま後姿が小さくなる。
魔女の方角から穂先を向けて槍が飛んできた。柄の真ん中辺りをキャッチして増々スピードを上げて消えた。
「じゃあ二人とも、さっきの要領でもう一度」
マミがワルプルギスの夜から目を離さずにほむらとさやかに言った。
「え、続けるんですかマミさん?」
「適任者が行ってくれたわ。きっと大丈夫。
暁美さんは鹿目さんが気になるのね?」
「避難所はかなり混乱しているはず」
阿鼻叫喚になっていても不思議ではない。まどかが契約してしまう。
「魔女発生はもう起こってしまったこと。それに対して手は打ったし、鹿目さんは自分の身を守る手段はある。
私たちはここでできることをしましょう。
目の前の魔女をどうにかしなければ契約をしようがしまいが鹿目さんが失われる可能性は高い。違うかしら?」
理詰めのマミに少し違和感を覚える。しかしとにかく避難所にはもう杏子が向かったのだ。
(ここまできて、またやり直しになるかもしれない)
(………見届けよう)
「行くわよさやか」
「アイサー! ……ん? どした?」
“どっちにしろあたしこの子とチーム組むの反対だわ”
隔世の感がする。
「なんでもない。急ぎましょう」
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