198: ◆GXVkKXrpNcpr[saga]
2016/10/18(火) 01:38:04.59 ID:c9PlB8gso
ほむらは何か言い合っている二人を見るともなく見ている。
口達者な二人がそのうちケンカでも始めるのではないかと懸念していた。
(これ以上問題が起きないでほしい)
心からの願いだった。
(マミのこと、街に溢れる使い魔の始末)
(それから……QBの不在)
そんなほむらの横顔をまどかが見上げた。
「ほむらちゃんはなにか心配ごと?」
「え?」
「っておかしいね。心配ごとだらけだよね、ごめん」
「いえ……先に出ましょうか?」
二人の話が長引きそうなのでそう提案してみるとコクンと頷く。
「マミさん行ってきます。さやかちゃん、先に行くよ? 杏子ちゃん、またね?」
「うん、わかった。すぐ追いつくよ」
「またな」
玄関に移動し、ドアを開いてまどかを先に送り出してからちらりと二人の様子を見たほむらがぱっと顔をそむけた。
ただ事ではないその表情を見て一旦外に出たまどかが中に戻ってこようとする。
ほむらは思わず身体で阻止し、勢いでまどかがよろめいた。ほむらがあわててそれを支える。
「あっ、ごめんなさい!」
「う、ううん大丈夫だよ」
挙動不審なほむらが珍しくてまどかは思わず微笑んだが、すぐに真顔になって聞いた。
「どうしたのほむらちゃん?」
「…………ごめんなさい」
ほむらの顔は真っ赤になっていた。
(ああ)
察したまどかがさっとほむらの腕をとって歩き出した。
「行こう?」
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