197: ◆GXVkKXrpNcpr[saga]
2016/10/18(火) 01:34:47.94 ID:c9PlB8gso
さやかは大股で近づいて「きょ〜〜〜こ」と声を掛けながら杏子の側に坐った。
「おつかれさん杏子、起きなって。あたしらもうガッコ行くよ」
ぱたぱたと毛布越しに背中を叩くともごもごと声がした。
「起きてるってば」
「顔見せて」
「ん」
眠たげな首だけが出てきた。
「ねえ」
さやかはそれに顔を寄せて小声で言った。
「杏子さ、あたしを避けてない?」
「なんで?……んなわけないじゃん」
同じ様に小声で返す。
「だってさ」
「なんだよ」
「なんでウチに来ないの?」
「マミ放っとけないだろ?」
「放っておくわけじゃないでしょ……じゃあマミさんと一緒に来るとかさ」
「それはやだ」
「なんでよ」
「だってそりゃ」
「?」
「いや、いいよ」
「いいこたないでしょ」
「………!」
「………?」
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