230: ◆GXVkKXrpNcpr[saga]
2016/11/22(火) 19:23:57.40 ID:TcD/Xdsko
「ただの夢とそうでないのって区別はつくのか?」
杏子が聞き、まどかが頷いた。
「それはぜんぜん違うよ。はっきりわかるよ」
「やってみてくれるか? 正直できることが何もなくて困ってる」
「そのつもりだよ」
「あっ。ちょっと待って、あたしうすぼんやりとだけど覚えてるよ」
さやかが口を挟んだ。
「それ、ほむらは大丈夫なの? QBがなんか言ってたじゃん」
ほむらももちろん覚えている。
“危ないことをする。帰れなくなるかもしれないよ”
「大丈夫よ」
特になんの根拠もないがすぐさまそう返事する。
まどかが不安気にほむらを見た。わけのわからない衝動に突き動かされ、ほむらの身に危険が及ぶ可能性について考えが及んでいなかった。
「ほむらちゃん、ごめん私」
「大丈夫。何度も同じことをしたでしょう? 一瞬たりとも危険を感じたことはないの。あなたもそうだったはず」
(ねえ)
眠るマミを見ながらさやかが杏子に話しかけた。
(言わなくていいことを言っちゃったかなあたし?)
(違う。出しとかなきゃいけない情報だ)
(まさかとは思うけど、ほむらまた時間を巻き戻したりしないよね?)
(そんなにバカじゃねーだろたぶん)
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