マミ「QBかく語りき」 QB「君らしいね」
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287: ◆GXVkKXrpNcpr[saga]
2017/04/05(水) 08:12:47.24 ID:AjtdeEYho

奇妙な圧迫感がどんどん強まっている。気味の悪い地響きがする。

全身で感じる空気の震えがただ事ではない。

さやかは我慢できなくなって、雷雨の中座り込んで抱き合う二人に声をかけた。


「ね、帰ろ。ここマズイ気がする。てか絶対ヤバイ。ぞわぞわする!」


まどかはほむらの肩口に埋めていた顔を上げ、手の甲で涙をぬぐった。


「うん……さやかちゃん、ありがとう。さやかちゃんのおかげだよ」

「んなこたない。まどかが頑張ったんだって」

「私からも。何があったか知らないけれど
あなたに助けられたということはわかる。ありがとう」

「あんたがまず礼を言わなきゃなんないのはまどかだよ。
まどかの格好見なよ。パジャマだよ?」

「……あ、うん、分かってる。私もう終わってるよね……あはは」

「あっ、まどか、ちがうそんなことが言いたかったんじゃなくてね?!」


しょげて力なく笑う友達をもう一度抱きしめて感謝の言葉をしっかり伝えたい。ほむらの両腕が少し動いたその時杏子のテレパシーが届いた。


(いつまでのんびりしているつもりなんだ)


二人の魔法少女がさっと周りを見渡す。


(どしたの杏子、迎えにきてくれたの?)

(あんたたちを見に行けってマミに頼まれてさ。
何やってんのそんなとこで。用は済んだろ? 早くここから帰れ)


同じ方向を黙って見つめる二人の視線をまどかも辿ってみた。何も見えないが「杏子ちゃん?」と聞いてみるとさやかが「うん」と肯いた。

ほむらは杏子の言葉にいたく興味をそそられた。向こうでマミに会って以降のことはほとんど不明のままだったから。

 
(では、巴マミは元に戻ったのね?)

(ああ)

(ちゃんと人間なの?)


なんてことを訊きやがる、と杏子は思った。


(ちゃんとかどうかはともかく、マミだったよ。
それより早いとこ動きなよ。そこ安全じゃないらしいんだ)

(マミはなぜ私たちの状況を把握できているの? ここが安全じゃないとは?)

(詳しいことは知らないけど、この辺り一帯がヤバイのはわかるだろ!)


ほむらはもっとあれこれ聞きたかったが、杏子の苛立ちに気付いて自制した。


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