【安価】奈緒は生存本能ヴァルキュリアの世界で戦い抜くようです 4
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名無しNIPPER
[saga]
2016/10/14(金) 01:09:59.49 ID:HTMEZ9A50
志希「そこまで考えて、フレちゃんはようやく受け入れることが出来た。この人間は元気じゃない、幸せじゃないってね」
志希「アタシが救ったのに、助けたのに、どうして? アタシはメッセンジャーと違うことをしたの? 何かを間違えたの?」
志希「異種族であるビーは……フレちゃんはいま人間を理解しようとしている。理想の最初の成果であるキミを見て、悩んでる」
志希「それはフレちゃんがこれからアタシ人間と歩いていく中で、いずれ必要になる最初の一歩」
P「それなら――」
志希「だけど、その最初の一歩を踏み出したとき……いまのキミはいるべきじゃなかった。いまのキミは、フレちゃんが抱いた理想から外れかかっているから」
P「俺が、フレデリカの理想……」
志希「そう。キミはきっと、フレちゃんに助けてもらったときに心から喜んだはず。自分が生きていることに、助けてくれたフレちゃんという存在がいることに」
志希「だけどいまのキミは違う。その昔愛した彼女がまた自分の傍にいるのに、喜べない」
志希「それは彼女がいまの自分を必要としていないから。そして……"自分が傍にいなければならないと思い込んでしまっている"別の彼女たちがいるから」
志希「その思考はキミが生と死と、孤独を経験してしまった結果、辿り着いてしまった答え。その考えは間違いじゃない。現実として、キミがいないと彼女たちは成り立たなくなる」
志希「だけどその答えに辿り着いた瞬間、Pという人間は緩やかに死へと近付いていった。あ、この場合の死っていうのは、生命の喪失じゃないことくらいは分かるよね?」
志希「この死は、いまのフレちゃんには理解できないこと。そして……キミは死んではいけない」
志希「その死を選んでしまうのなら、きっとキミじゃない他の誰かが、死を選ぶはずだから」
P「俺以外の、誰かが……」
志希「……あーあ、あたしの専門分野以外でこんなに長々話したのって久しぶりかも。もういーい?」
P「……それは――」
志希「あ、これ以上あたしに聞かないでね。まあまあ、キミならどこかで分かるでしょ? プロデューサー?」フワッ
志希「さーてと、心当たりはあるみたいだし、あたしはフレちゃんの新しいメンテ方法でも試してこよっかなー」
パシュンッ!
P「……」
……
…………
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