20:名無しNIPPER[saga!nasu_res]
2016/10/16(日) 23:40:51.96 ID:kKlZB90E0
「私も資格だなんだ取ったのは、自分を変えたいって子を綺麗にしたり
何か、変わるための切っ掛けを作ってあげたいからなんですよ」
にこ「…"変わる為の切っ掛け"」
店員の語った一言はにこの心を掴む
まさしくピンポイントで今の自分が求めたいたモノだ
「お客さんもその口ではありませんか?」
にこ「えっ」
「ただ、髪を切りたいだけなら、近場の理容室なり美容室なりを
行けば良い、偶々ご近所さんが混んでたなら別ですが
望んでこんな人っ気のない店を選んでくるなんて…」
店員は言葉を続ける
「何かいつもと違うモノを求める人にありがなちな事ですよ?」と
こんな今じゃ人が来ないようなオンボロ店に、と自嘲気味に笑う
的を得ていた、確かににこが何かしらの切っ掛けを求めていたのは確かだ
髪切りから整形まで何でもあれなんて書かれた辺鄙な店に惹かれずとも
本当にただ髪を短くしたいだけなら行きつけの店でも
最悪自身でヘアメイクしたって良いのだ
気付けばにこは少しだけこの店員の言葉に騙されてやってもいいかと
思い始めていた、どうせタダなら悪くないとことんしてもらうじゃないか
変化を求めていたなら、髪を短くするだけのイメチェンよりも
やるならばいっそ徹底しよう
こう思わせるのが計算づくだったならばこの店員中々の商売上手だ
「ささ、改めて、本日はどのようなご用件で?」
にこ「…それじゃあ…」
にこは今より変わりたいという旨を口にする
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