本田未央「絶対に許さない」
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49: ◆Freege5emM[saga]
2016/11/06(日) 23:24:26.98 ID:M+Cz0DUCo



「あ、未央ちゃんお疲れ様!」

プロデューサーの反応と対照的に、藍子は未央を屈託なく迎えた。

「もしかして、未央ちゃんもここのお店が気になってたの?」
「ん――まぁ、ね。私も、おしゃれなカフェでコーヒーを堪能しながらくつろぐ……
 なんてやってみたくて。似合わないかも知れないけど」
「そうかな? 一回やってみれば、すぐ馴染むと思うよ」

どうやら藍子は、今座っているカフェのことを、未央にも教えていたらしい。

「あーちゃんが言うなら……早速ここで実践といこう! プロデューサーもいるしね」
「……ハイハイ、会議費で落とすから何でもどうぞ」

未央は二人と同じテーブルに腰かけてメニューを一瞥し、カプチーノを注文した。



「で、ナニナニ? プロデューサー君は、未央ちゃんの乙女の悩みに興味津々なのかな?」
「なんだ、そこから立ち聞きしてたのかよ」
「まさに噂をすれば影、ですね」

プロデューサーは未央にペースを奪われていた。
ここに未央が居合わせたのは、偶然か。
それにしてはタイミングが良すぎだ、とプロデューサーは疑念を持つ。

「いやー、たまたま、お二人さんがお話してるのを見てしまいましてねぇ。
 こんなスキャンダラスな光景を目撃しちゃった未央ちゃん、このままじゃ帰れませんよー!」
「スキャンダラスって、私はいつもの通りだよ」
「あーちゃんがそう思ってても、プロデューサーはどうだったかなぁ?」



未央はプロデューサーに生暖かい目線を投げつつ、
不意打ちで彼の血の気を奪う言葉を放った。

「私たちのプロデューサーは、アイドルと二人っきりになったら、
 あんなことやこんなこと……ナニをするか分からないよ?
 私はあーちゃんがプロデューサーの毒牙にかかってないか心配で心配で」
「え……えぇ、毒牙? プロデューサーさんが、ですか」
「おいおい本田ぁ、俺を何だと思ってるんだ」
「さーて、ねっ」

未央は含み笑いを浮かべていたが、やがてカプチーノが運ばれると、
それを一口飲んでから、プロデューサーへ追撃を放った。



「あーちゃんや茜ちんみたいに、私もプロデューサーと二人っきりでデート行きたいなー。
 そうすれば私も、プロデューサーが毒牙なんてないって分かって安心できるなー。
 遊園地とかいいよねー。できれば我が葛南の誇る夢の国に誘って欲しいなー」



プロデューサーは、その場で未央にネット予約をさせられた。






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