20:名無しNIPPER[saga]
2016/11/16(水) 00:18:05.41 ID:8XzE9PQ+0
南国の月明りが差し込むベッドで、私達は絡み合っていた。
叩き付けるようなピストン運動に、為す術もなくイかされ続け――動きが止まった瞬間、じわぁっ、と、ナカが熱くなるのを感じた。
とぷとぷっ、とぷっ、どぴゅっ、びゅっ、びゅく……ぅ、
久美子「あ、あ――、あつっ、あついっ、ナカ、れてるっ、よぉ……らめぇ、りゃめ、えええぇ……っ!!」
腰を擦りつけながらダメって言うなんて、支離滅裂なことは自分でも分かっていた。でも止められなかった。
頭がオーバーヒートして、何も考えられなくなったみたいだった。
絶対にダメなことが分かっていて、でも私は、快感にあらがえなかった。
久美子「あ、は、ふぁ、うぁ――――、はっ、ハアッ、ハア…………ッ!!」
ぴゅう、と、ヴィラに海からの隙間風が通い、お香の煙が鼻先をかすめた。
――ドクン ッ
たったそれだけで身体中の血管が膨張し、神経が逆立った。
潮騒が狂想曲を啼かせた。
七色の太陽が眼前に焼き付いた。
接吻はマリブの原液。
そして触れた傍から性感帯が咲いた。
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