358: ◆/Pbzx9FKd2[sage saga]
2017/06/21(水) 23:57:02.66 ID:EI/1L+AkO
「私から見てマスターさんも少女さんも土壇場の発想と運にはとても恵まれていると思います。ですが、それ以上に未熟です。能力だけでなく精神も。
ただマスターさんが少女さんより幾つか年が上なだけでこうも扱いが変わるなんて。少女さんも、カルデアの皆さんも、他のサーヴァントの皆さんも本当、変ですよね」
「Xオルタ・・・」
青年の耳元で今度は囁くように続ける。
「少女さんはできないからとレイシフト先でのご飯はいつもマスターさんが料理していました。少女さんの破れた衣服の補修等もみんなが寝静まった後一人でやっていましたね。
ですがマスターさんに賞賛の言葉が送られたことはありませんでした。変ですよね」
「も、もういいですよ。ありがとう・・・」
そう言ってXオルタを引き離そうと力を入れる。これ以上Xオルタの声を聞くと自分を抑えられなくなる、と本能的に察したのだ。
「ダメですよ。最後まで聞いてください」
Xオルタはぐっと抱き付いており離れようとしない。Xオルタはサーヴァントであり青年はただの人間、その力の差は歴然だ。
「私、マスターさんが頑張ってること知ってます。私はそんなマスターが大好きです。だから、もう我慢しないでください。せめて私と二人でいる時だけでも─────」
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