ヒーローとその姉(オリジナル百合)
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111: ◆/BueNLs5lw
2017/01/17(火) 22:25:30.78 ID:Uw2lHI160
次の日は朝から曇天だった。天気予報では雨または雪。
昼休みに桜田ちゃんと雪が降りますようにと祈ったのが天に通じたのか、
学校からちあきちゃんの家に行く途中で、白い埃みたいなものが腕について、鳥の糞かと思って慌てた。

「あ、雪」

紺色のコートにどんどん引っ付いていく。
空を見上げると鼻の中に雪が入ってきた。

「っくしゅん!」

コートのフードを頭に被る。
積もったらいいのに。

「雪だるまつく〜ろ〜」

小声で歌う。
その声が角を曲がって来た小学生にしっかり届いていて、
まじまじと見られてしまって恥ずかしいったらありゃしなかった。


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