ヒーローとその姉(オリジナル百合)
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112: ◆/BueNLs5lw
2017/01/17(火) 22:48:44.77 ID:Uw2lHI160
私がちあきちゃんの家の前に着いた頃には、私のコートが漂泊されたみたいになっていた。
使われてなさそうな車庫の奥の階段から庭に入って、裏の方に周り、カーテンの隙間から中を覗いた。
ベッドの上には誰もいない。トイレかな。ざくざくと砂利を踏む。近隣住民に、不法侵入のストーカーと勘違いされそう。
反対側のリビングの方は、灯りはともされていなくて、暗がりの中、ちあきちゃんの姿を探す。

いた。
ソファの上。
クッションかと思ったら、ブランケットに身を包んだちあきちゃんだった。
うずくまっているようにも見える。

「え、だ、大丈夫……?」

恐る恐る、ガラス戸をコツコツと叩く。
ちょっと覗くだけにしようと思っていたのに。
予想外の事態に、私は焦った。

「ちあきちゃん?」

小さな体がピクリと動いた。
顔だけ上げてこちらを見ている。
だるそうだ。
ぶるぶると震えつつ、這うようにこちらに向かってくる。



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