34: ◆/BueNLs5lw[saga]
2017/01/05(木) 23:23:35.82 ID:MY9/hdS0O
高校を後にして、ちあきさんからやや距離を取るように歩いた。本当はそのまま帰宅する予定だった。
なのに、ひろ君の中学校に一緒に行ってと言ってちあきさんが聞かなかったので、今、私は彼女の隣にいる。
「絵ちゃん」
「なに」
「車、ぶつかるよ」
「ひゃ!?」
あまりに離れ過ぎて思いっきり車道に出てしまっていたようだ。
急いで横っ跳び。
白のワゴン車が真横を抜いていく。
びっくりした。
「もー、何してるの」
ちあきさんが私の手を取った。
「こっち側歩いたら」
と、車道の反対に誘導する。
「ひいいッ」
ちあきさんの手をまたもや払いのける私。
「私は痴漢か何かなわけ?」
「ごめんってば! でも、無理なの!」
「無理無理言わないでよ、傷つくから」
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