45: ◆/BueNLs5lw[saga]
2017/01/08(日) 21:54:09.85 ID:nU9IttsXO
と、携帯の着信音。
「ひろ君だ……」
「なにっ?!」
バカ正直に言って後悔。
ちあきさんが私のブレザーのポケットにかぶりつく。
「くすぐったい……っやめ」
「これか」
「か、勝手になにして」
ちあきさんは携帯を耳に当てた。
「もしもし、ひろ君!? 今、どこにいるの!?」
『姉ちゃん!?』
「学校にもいかないで、帰ってきなさい!」
『やべっ――プッ』
「切ったの?! こら、ひろ君! もおおお!?」
私の携帯を地面に叩きつけんばかりに叫ぶ。
「絵ちゃん!」
「はいッ」
「どうして、連絡取り合ってるの教えてくれなかったの!」
「た、たまにだよ」
「知らなかったわよ?」
「知られたくなかったんじゃない?」
「どうしてよ」
私は言うか言うまいか悩んで、やはり今後のためにもと思い口を開いた。
「ちあきさんさ、重いよ。ひろ君は、ちあきさんのお人形じゃないんだよ」
130Res/69.98 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
書[5]
板[3] 1-[1] l20