46: ◆/BueNLs5lw[saga]
2017/01/08(日) 22:16:26.63 ID:nU9IttsXO
私自身、厳しい視線を送る。
高校生の私が何を生意気言ってるんだと言われるかと思ったが、
「なによ……だって」
ちあきさんの右手から、ミシリと音がする。
「ち、ちあきさん」
「まだ、中学生なのよ……誰が守ってあげられるの? 私しかいないじゃない」
せっかく、カッコいい名前をつけてもらったのに。
中学生だからってなんだって言うの。
「そんなことない。ひろ君には友達もいるし先生もいるし、好きな女の子だっているんだよ。ひろ君しかいないのはちあきさんの方じゃん。ちあきさん、もっとひろ君以外のことに興味持たないと」
「そんなこと……」
私とひろ君の冒険は、確かにいつもちあきさんが見守っていてくれた。
でも、いつまでもと言うわけにはいかないよ。
ひろ君の初恋をぶち壊してしまった罪は重いんだよ、ちあきさん。
不意に、ちあきさんの体がもじもじとし始めた。
「どうして……絵ちゃんに、言われなきゃッ……いけないの」
泣きそうになっていた。
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