ヒーローとその姉(オリジナル百合)
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49: ◆/BueNLs5lw[saga]
2017/01/08(日) 23:51:48.51 ID:nU9IttsXO
家に帰ると、夕飯の支度をしていた母がちあきさんを見かけるなり、あらー、綺麗になったわねーとか、
久しぶりねー、ひろ君元気ー? とか、お鍋そっちのけで質問攻めするのでさっさと二階に上がった。

「はあ」

息を漏らし、部屋の扉を閉めた。
部屋の真ん中に立つちあきさんをまじまじと見つめる。

「どうしたのよ」

「え、や、確かに綺麗になったよね……ちあきさん」

「褒めても何も出ないけど」

「ええっと、うん、いらないけど」

「なんですって」

ええ、何で怒るのさ。

「ウソです。いります」

「何もないけど」

うわ、殴りたい。
心の余裕が生まれている自分にちょっと感動。

「ちあきさん、ちあきさん」

私は手をこまねく。
ちあきさんが訝し気に、私のすぐ近くまで寄ってくる。
恐る恐る、私はちあきさんの手を取った。
指先からびりびりと電流が流れる。
鳥肌が背中をぞくりと震わせた。

「うわ?!」

さっと手を離す。
これはまだ早かったみたい。

「絵ちゃん?」

「そっか……ちあきさんなんて、小学生みたいなもんだよね」

「おい、こら」

「そっか、そうだったんだ……」

「誰が小学生だ」

「近くにいても大丈夫だ……こんなの初めて」

「聞いてる?」



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