56: ◆/BueNLs5lw[saga]
2017/01/09(月) 17:20:24.66 ID:hbVB15e3O
「私、面倒見切れないよ」
「私だって、面倒見られるよりもお世話する方が好き」
「……まあ、この件についてはまた今度にしよ。埒が明かない」
そうやって、無為な時間が過ぎていった。
ひろ君からの電話は待っても待っても来なくて。
夜も更け、ちあきさんが家に帰ると立ち上がった。
ちあきさんは、帰っても一人だ。
それを想像すると、ひろ君には早く帰ってあげて欲しいとも思う。
「連絡きたらお願い」
「了解」
私は笑って手を振る。
ちあきさんの姿が見えなくなった頃に、私は携帯を取り出して家の中に入った。
かける先は、もちろんひろ君だ。
何回かコールがかかり、繋がった。
「あ、ひろ君?」
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