ヒーローとその姉(オリジナル百合)
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55: ◆/BueNLs5lw[saga]
2017/01/09(月) 17:06:49.37 ID:hbVB15e3O
「とにかく、絵ちゃん、次電話かかってきたら、帰るように説得して」

「一応、頑張ってみるけど」

「一応?」

睨まれる。

「ごめんって、でも、条件が一つある」

一呼吸くらいおいて、

「言ってみなさい」

ちあきさんが言った。

「帰ってきたら、ひろ君に必要以上に干渉しない事」

「む」

「無理じゃない」

言いそうな台詞を先読みして、ぴしゃりと私は叱った。
ちあきさんが項垂れる。

「それ止めないと、今後も同じようなことが発生します」

「困る……」

「よねえ?」

「でも、生きがいがなくなるんですけど……それはどうしたらいいんですか、絵ちゃん」

「趣味とかないの」

「ない」

「好きな音楽は」

「童謡?」

「好きな人は」

「いない」

「大学でサークルでも入りなよ」

「やだ」

この人は!





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