ヒーローとその姉(オリジナル百合)
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59: ◆/BueNLs5lw[saga]
2017/01/09(月) 18:00:24.78 ID:hbVB15e3O
着いた場所は、ラブホテルだった。
普通のホテルじゃないのね。
電信柱の影から、建物を覗く。
四方八方、人気が無くなったのを確認して、こそこそと入口へ。
エレベーターで、教えてもらった部屋に向かう。
もわっとして、湿ったような熱さ。
あと、なんだろこの匂い。
芳香剤かな。甘い。
それに混じって、たばこの匂いがした。

扉についてるインターホンを押した。
早く出てきて。こんな所見られたくない。
扉が開いた。
ひろ君が、よれたTシャツを羽織って、憔悴した表情で出てきた。

「絵ちゃん……」

「これ、お金」

「うん……」

部屋には、注文されて手つかずのフードが机の上に並べられていた。
食べる気持ちにもなれなかったのだろう。

「俺のさ……」

ボタンを押して、会計を済ませるひろ君がぽつりと言った。

「初恋……最悪」

私も、こんな酷い話は見たことも聞いたこともないよ。


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