【R-18】殺戮の魔女「何の為かなんて聞かないで」【時折安価&あんこ】
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31:名無しNIPPER[saga]
2017/01/18(水) 10:50:36.59 ID:ezCICro0o

許されぬ事をしたと分かっていた彼女を責める事は出来なかった。

少なくとも私は、怒りよりも別の感情が強すぎた。

強すぎた、のだ。


それまで家族を守るためだと思っていた仕事への誇りも。

妻のためだと思いやっていた家事も。

疲れて帰ってから見る妻の笑顔も。

娘が何も不安無く暮らせている事に安堵していた日々も。


全て、消えてしまった気がする。


私は笑うことが無くなってしまった。

何に対しても感動が無くなってしまった。

この何時命を落としてもおかしくない世界で、私は支えを無くしてしまった。


お金など一人ならば必要ない、働く意味もない。

娘を私一人で育てるだけならば商人にでもなればいい、幸い私の実家は行商を営んでいたのだから。

やってきた事が無意味に思えてしょうがない。

こんなことを当人以外の人間である職場の人間に話しても、理解されない。

余計に傷付くのが関の山だろう。





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