29:名無しNIPPER[saga]
2017/01/02(月) 22:01:15.03 ID:+NwYgZPGO
女「……あ」
彼女の瞳が覚醒していく。
驚きも混じっているように見えるのは、俺と同じくいつもと違う朝を迎えたからだろう。
布団は温まったままの状態から、変わらず温かい。
女「おはよう、ございます……」
男「……よく眠れましたか?」
女「ふふ、はい。とても」
男「俺もです」
背中合わせの状態から、どちらからともなく繋いだ手を引く。
身体はずるずると転げ、俺と彼女は肩を寄せ合う形になった……遠い方の手を恥ずかしいほど固く繋いだまま。
女「朝ですね……」
男「朝ですよ」
女「起きないと、いけないですか」
男「起きないといけませんよ」
女「ふふ、そうですね……」
彼女との会話を子守唄にするように受け流していると、また瞼が落ちてきてしまう。
また内からふわふわとした快感が溢れてきて、じんわりと飲まれていく。
女「……。自分で言って、寝ちゃうんですか?」
女「いけない人です」
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