明日を追い越して
1- 20
34:名無しNIPPER[saga]
2017/01/04(水) 20:19:53.23 ID:5r8jqx9XO



女「……ご馳走様でした」

男「かしこまらないでください」



こたつで食べるサンドイッチ。
時刻は11時、昼までの繋ぎにはなるだろう。

男「じゃとりあえず駅まで送ってい」





女「――」





安らいだ彼女の表情が……一瞬で凍った。
一夜逃げた程度で癒えるほど、浅い傷ではない。
空いた口から不平もわがままも諦めも出てこないほどの。

すぐに直感した。
昨日出会った時点で折れてしまいそうなほど疲弊していたのだ。

男「……きます。駅前でも良いですし、気に入ったのなければ探しにいきましょう」

女「へっ、え?」

男「ずっとその格好はまずいでしょう。必要でしょう? 衣類」





我ながら、すましている。
大胆で、そんなスマートな文句でもない。
でも。

女「?……」

女「……!!」

女「は、はいっ!!」

男「行きましょう。ジーパンとコート貸します」



見送る顔が笑顔でないのなら、居てくれ。


<<前のレス[*]次のレス[#]>>
77Res/62.66 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 書[5] 板[3] 1-[1] l20




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice