明日を追い越して
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61:名無しNIPPER[saga]
2017/01/16(月) 02:38:55.89 ID:3PNIsKf0O



ガララ……



女「あ」

どこか物憂げな表情から、ふわりと優しい笑みに変わる。
彼女は既に布団に潜り、寝床を温めていた。


女「おかえりなさい」

男「ただいま戻りました……」

シャワーを浴びている間も結論は出なかった。
彼女を帰したいのか、帰したくないのか。
帰した方がいいのか、帰さない方がいいのか。

今日も寝るのか寝ないのか。


男「……俺、コタツで寝た方がいいですかね?」

女「えっ」

男「いえ、お疲れみたいですし。あなたが癒えるのにも時間が要ると言うのであれば、その方がいいのかな、と」

女「それで……だんまりだったんですか?」

男「……」



女「……わたしが、何も大事なところを……原因を。言わないから分からないのは、確かにそうだと思います」



女「でも。今までみたいな時間なんて、もう要らないんです。飽き飽きしてるんです」

女「遠まきに腫れものみたいに扱われるだけなら……ここには居れません」

男「そ、そういうつもりじゃ……」




女「わたしが隣でうたた寝してから。あなたの顔も、ものすごいつまらなそうでした。話し掛けても、ご飯食べても。わからないですかね」

女「なにか、してしまいましたか、わたし。出掛けてる時も、昨日いっしょに眠った時も、あなたは楽しそう、というか……柔らかい雰囲気だったのに」


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