明日を追い越して
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69:名無しNIPPER[saga]
2017/01/17(火) 21:22:57.87 ID:BxHMaAxSO



その通り。
これはいけない。
ダメになってしまうやつだ。

分かっているのに腕がほどけない。
分かっているのに顔を寄せてしまう。
分かっているのに、密着した身体を意識してしまう。



男「ダメですよ、これ……」

女「その、寝れませんよ……恥ずかしくて……」

男「まだ、眠くないので付き合ってください……」

女「あなただって、ダメですよ……? ダメですから、こんなの……」

男「眠れませんか……?」



女「とても……どきどきして」

男「おれもです」

女「すごく、きこえます」



……ぎゅううっ!



女「っ、く」
男「……っ」

わきの下を締める、小さくて細い指。
猫のように、くたりとしなだれかかる首。胸。おなか。
そこにいると分かる、女体の重さ。


少し苦しそうと分かってても離せない。
むしろ貪りたい。

どこを……?



すり、すり……



足先で足の甲をくすぐってきた。
疼く。
もうダメだ。


男「――」


理性が飛ぶってこういうことだ。
理性はどこへも飛んでないんだ。

勝手に動いて止まらないんだ。


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