明日を追い越して
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70:名無しNIPPER[saga]
2017/01/17(火) 21:44:33.32 ID:BxHMaAxSO




むぎゅっ!




女「はぅ……!?」


甘く切ない呻きが、胸で広がる。
俺の掌は、背中から腰をわしづかみにし、熱い滾りのそばまで抱き寄せていた。


男「声……いいです」

ぎゅう! むに、ぎゅむ!

女「まってくださ、あう、あうぁぅ……」

胸郭にソプラノが響く感覚が、ひどく俺の男を満たした。

男「すごい……かわいい」

女「う! の、あの、っ!」



わき腹と腰をなぞるたび、首の後ろをかき抱くたび、彼女は声と身体を甘く震わせ、再度ねだるようにきゅうきゅうと抱きつく。
ああ、いい。


美味しそう。
いい匂い。
食べてしまいたい。


頭に浮かび上がる渇望たち、なるほど狼さんとは暗喩ではなかった。
欲情と愛情をシェイクした衝動は、実に猟奇的で情熱的だ。


ぐいっ!


彼女は俺の知らないことを教えてくれる。


男「顔、見たいです」

女「や、いや、はずかしいです……」

男「いえ、綺麗で、素敵です。ほら」

女「!」


胸同士を擦り合わせる位置まで抱き寄せる。
はらはら落ちる彼女の髪が、俺を覆い包むようなとばりになった。
そのうちの前髪を、指にかけ、どかす。

女「あ、ぁ……」

頬を血色に染め、喉を鳴らした、見るからに切ない女。
愛しい女。
あ、今愛しいって言ったか?




まあ、いいや。


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