【千年戦争アイギス】王子「アーニャに愛され過ぎてつらい……」 【R-18】
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87:名無しNIPPER[saga]
2016/12/31(土) 01:19:31.28 ID:AB4Y48YW0
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「……アーニャ。起きてるか?」


問いかけに応える者はいない。誰から隠れるでもないのに、俺は無意識のうちに、足音も立てず極力静かであろうと努めていた。

部屋の中には、いくつかの棚と洋服ダンス、寝具などの生活用品がある。窓際に置かれた鏡が、わずかな月光を反射しているお陰で暗闇でもそれらの姿を捉えることができた。

以前部屋を訪れた際に見たことがあるが、彼女の調度品は派手なものが少なく、粗野とは言わずともどこか野性的な意匠のものが多い。俺の目の前にあるベッドも王都にいる職人たちの手で丹念に作られたものだが、華美な装飾はほとんどなかった。

彼女の封印が解けて姿を変えた際、体のサイズも変わったことでベッドを新調する必要に迫られたのは、今でも笑いがこみ上げてくる思い出だ。

そして、そのベッドの上では、布団が若干のふくらみを見せている。


「アーニャ。いるか」


呼びかけてみたが、またしても答えは返ってこなかった。



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