26: ◆dsJGber.Kg[saga]
2017/01/05(木) 02:59:19.58 ID:m2CtORIs0
ヤンデレ系 好感度高め
メイ「悪党成敗の時間ね…」
着地から抜剣。赤くうっすら光を放つ剣を手に、少女が笑みを浮かべる。
紺色の髪をツインテールにしている身長の高い少女。凛とした女性人気が高そうな顔立ちの彼女は、私の幼馴染であるメイ。
ファンタジーの冒険者よろしくシャツにスカート、マントを身に着けツインテールを結う紐には宝石の付いた髪飾り。へそが出ていたり肩や胸元が露出しているけれど、不思議とだらしない印象はなくとても彼女に似合っている。
歳相応の女の子らしいスタイルと、高い身長。女性の可愛らしさと美しさを併せ持つ彼女は、まさに正反対と言うべき無法者らの中で一際輝きを放っていた。
メイ「サヤをあんな目で見た罰、受けてもらわないと」
――あれ、なんだろう。すごく黒い光が。
無法者1「くそっ、やられてたまるか! お前ら、やれ!」
囲まれてはいるけど少人数。常識的に考えて突破できなくはない隙間が広い包囲網だ。
4人と20人近くという人数差もあり無法者らはまだまだ強気だ。混乱しつつも彼らは武器を手に取り手近な敵へと向かっていく。
ここで一点集中して包囲を抜け出す、という選択もあるだろうが――人数差による油断か。
今の時代、人数なんて要素はそれほどあてにならないのに。
ふぅと息を吐いて集中。私へ向かってくる男らを見やる。作戦開始だ。
サヤ「一人も逃さないようにしてください!」
眼鏡をかけた男「当然!」
無法者1「はっ、まず勝てるかを心配げふっ!?」
無法者3「た、大将!」
まず一人、近づいてきた男を殴り飛ばす。
武器を振ろうとしたいた男へ踏み込み、小さくアッパー。それだけで面白いくらい男が吹っ飛んだ。流石は人間。伊達に力を得てはいない。
サヤ「よっし。やりました」
無法者6「な、なんだと…」
無法者2「ひ、怯むな! 囲んで一斉に攻撃すれば――」
いきなり大将格をやられた奴らへ動揺が走る。が、そこは曲がりなりにも修羅場を超えてきた無法者。私のことを囲もうと指示を出す。
無法者7「ぎゃ、あああ!?」
けれどその直後、聞こえてきた悲鳴に彼らは固まる。
まるで拷問でも受けているかのような絶叫。無法者達だけでなく、その敵である私達もほぼ同時に全員が声の方向へ振り向いた。
メイ「はーい。次は目をいくわよ?」
無法者7「や、やだ! た助けて!」
仰向けに倒された無法者に脚をのっけて抑えつけているメイ。
中々良いアングルなのだろうけどそんなドキドキ感はない。大の大人が泣きわめいている時点で分かるだろう。あれはただ、無力化した敵を拷問しているだけだ。
剣の切っ先を無法者に向けているメイの目がすごく怖い。楽しんでいるわけでもなく、ただただ真顔なのが怖い。
いかつい男「おい、メイ! 痛めつけるのはほどほどにしとけ」
メイ「――分かったわ。運が良かったわね」ヒュッ
無法者7「がぁああ!?」
突きつけていた剣を軽く振るい、男の喉を斬る彼女。
あっさりと行われた殺害に無法者達はどよめくが、斬られた男に傷はない。
…メイの武器で斬れれても直接的なダメージはない。体力が奪われ、痛みを与えるだけ。
だからこそ彼女に負けるということはとてつもなく恐ろしいことで。
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