27: ◆dsJGber.Kg[saga]
2017/01/05(木) 03:52:59.51 ID:m2CtORIs0
サヤ「…投降するのをおすすめしますけど」
無法者2「ぐっ…今更止まれるか!」
あれだけ恐ろしい光景を見せられたというのに根性がある人達だ。
指示から素早く私を囲う。各個撃破を狙っているのだろう。
サヤ「…手早く済ませてあげます」
悪人とはいえ拷問されるのは見過ごせない。使う気はなかったけど、メイの毒牙にかかる前に戦闘不能になってもらおう。
集中をはじめる。魔力を練り上げ、小声で呪文を唱える。一言二言、短い詠唱を終え私は手を前にかざした。
サヤ「ライトニング!」
初級の魔法。私の周囲に小さな雷が放たれる。範囲は中程度。味方もいたけど彼らはうまく防御してくれたようだ。
サヤ「畳み掛けてください!」
メイ「さすがサヤ。ふふ、加減はしてあげるから大人しくなさい」
眼鏡をかけた男「僕までしびれると思ったけどね」
いかつい男「ここからは俺たちの仕事だな」
魔法で怯んだ敵をあっという間に仲間達が倒していく。
元々実力差があるのだ。つけ入る隙があれば簡単に片が付く。
サヤ「――これで最後ですか?」
結局、10分もしない内に全員を倒しきってしまった。負傷もなにもなく無傷で。
いかつい男「いやぁ、簡単だったな」
眼鏡をかけた男「僕らならこれくらいは当然さ」
メイ「縛り上げて――馬車よね? さ、男二人は頑張って」
いかつい男「へいへい。ほれ、歩け」
眼鏡をかけた男「分かりましたよと」
サヤ「あのー私も男なんですけど」
縄で手を縛った男達を連行していく仲間二人。彼らとメイについていきながらそんなことを私は言うけれど、
メイ「ふふ、かわいい」
まったく聞いてない。
35Res/29.26 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
書[5]
板[3] 1-[1] l20