33: ◆axPwtNeSoU[saga]
2017/01/08(日) 00:25:47.66 ID:KrPi05AA0
「……その、さっきはさ。……その、あたしばっか、気持ち良くなっちゃってた訳じゃない?」
前後に揺れるようにして、北上が俺の肩に背中をぶつけながら、言葉を選ぶように、たどたどしく呟く。
「だから、さ。……お返し、した方がいいのかな……って言うか、さ。お返し、してあげたいな―って言うか……」
雲が通り過ぎたのか、部屋に差し込む月明かりが急に明るさを増し、北上の後ろ姿をくっきりと照らし出す。
その耳が――月明かりでも判るくらい、真っ赤になっていた。
「……あぁ、もう!可愛いなぁお前こん畜生!」
「きゃっ!?」
自分自身でも、俺ちょろいなぁとは思いながら。
それでも我慢しきれず、俺は北上を布団に押し倒していた。
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