モバP「三船美優に選択を」
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22: ◆NERDVAqS3I
2017/01/16(月) 23:19:38.96 ID:6j4Pz0iq0
すいません>>5>>6の間に本文を入れ忘れてました……。

「お疲れ様です、美優さん。今日は現場にいられず済みません。仕事は大丈夫でしたか?」

 仕事が終わった美優さんを助手席に乗せる。シートベルトを付けたのを確認して、車を走らせた。

「ええ……でも、楓さんのプロデューサーさんがいましたし」

「だから、不安というか……、あの人、高垣さんに振り回されっぱなしなとこあるんで」

「ふふ、でも……、楓さんものびのび出来ているみたいですし」

「まぁ……、二人とも仕事できるしなあ……」

「それに、Pさんも私だけに時間を割けるわけではないのは分かってますから。ほかの担当アイドルの事もありますし」

「えぇ、まぁ。とはいえ今は美優さんをガッツリ推していく方針ですけどね。他のアイドルはレギュラー番組持ってたり、年末年始特番でも結構顔出してましたから。美優さんが改めていろんな人の目に触れるようになってきて、ちょっと方向性を模索しているところはあるんで。……、それでいきなりバラエティ路線もどうかと思って、年末なんかは大人っぽいって言いますか。ああいう仕事を入れてみたんですけど」

「命燃やして恋せよ乙女。ですね、貴重な経験でした。仕事を通して表現の幅を広げられたかな……と、思ってます」

「気に入っていただけたなら、なによりです。美優さんへの仕事はちょっと尖っているところはありますから。今回も演歌でしたし」

「そうですね……。でも、Pさんがくれるお仕事から色々興味を持つことも多くて……」

「ならいいのですが、っと、そろそろ美優さんの家の近くですね」

「あ……、ありがとうございます」

 ……。さて、そろそろ話すべきか。美優さんの家の最寄り駅の近くに駐車をしてエンジンを切る。

「あの」「あの」

「……ふふ、すいません。美優さんから、どうぞ?」

「すみません……。えっとですね……、」

 美優さんが少し顔を俯けて指をいじいじと動かしている。なにかの決意を固めたのか顔を上げるとても紅くて綺麗。一瞬で目を奪われた。

「……今夜、うちに来ませんか……?」


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