26:名無しNIPPER[saga]
2017/01/17(火) 00:32:39.03 ID:tLlctUQG0
幼「……重くない?」
女「全然。 ちゃんと食べてる?」
幼「ちゃんと三食食べてるよ。 たまに甘いものも食べちゃうけど」
女「ぷっ……甘いもの大好きだもんね」
幼「ん……♪」
すりすりと、幼ちゃんがあたしの後頭部に頬を擦り付けた。
幼「女ちゃん、やっぱり変わってない……優しくて、カッコよくて……」
女「……」
幼「今なら、逃げられないよね? さっきの話の続き、してもいい?」
女「……幼ちゃんを置いてくことだって、できるかもよ?」
幼「ううん、女ちゃんにそんなこと、できるわけないよ。 だって、優しいもん」
女「……わかった、降参。 でもその前に、ひとつだけ聞かせて」
幼「うん?」
女「わざと転んだ?」
幼「……バレちゃった?」
女「こうやってあたしが逃げられないようにするためか……そんなことで、綺麗な足を傷付けて。 割に合わないでしょ」
幼「……女ちゃんとお話できるなら、なんだってするよ」
女「何言ってんの。 だいたい、あたしが見捨ててたらどーするのさ」
幼「それを確かめたかったの、嫌われてるのかもって思ってたから。 妹ちゃんから嫌ってないって聞いたけど、本当はどうかわからないし……」
女「……結果は?」
幼「嫌ってたら、こんなことしてくれないもんね? ……はっ、もしかして、誰にでもこんなことしちゃう!?」
女「……しないよ。 幼ちゃんだけ」
幼「ふふ……♪」
思えば、昔から幼ちゃんは策士なところがある。
あたしを困らせて、あたしに恥ずかしい思いをさせることがとにかく得意なのだ。
今みたいに。
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